銀行から個人が融資を受けることは出来る?審査は厳しい?

 

銀行からお金を借りる、融資を受けるとなると、会社などの企業や事業主しか縁がないと思っていませんか?

 

昨今は、銀行も消費者金融で扱っているような小口融資を扱っているため、個人でも銀行から借り入れをする事が可能です。

 

個人が銀行から融資を受ける場合は、銀行フリーローンかカードローンを契約する事になります。

 

銀行からの個人融資はフリーローンやカードローンで可能

 

個人が銀行から融資を受ける場合は、資金用途が事業資金以外になります。

 

銀行のフリーローンやカードローンは事業資金としては使えないので、個人事業主の方が事業資金を融資してもらう場合はビジネスローンを検討してください。

 

事業資金以外の用途であれば、銀行フリーローンもカードローンも原則、資金用途自由でお金を借りる事が可能です。

 

時に、カードローンの事を紛らわしくもフリーキャッシングやフリーローンなどともいったりするので、フリーローン=カードローンだと思ってしまう方もいる事でしょう。

 

しかし、厳密にはカードローンとフリーローンは別物です。

 

銀行フリーローンとカードローンの違いは?

 

銀行フリーローンとカードローンには様々な違いがありますが、一番大きな違いは融資が受けられる回数といえます。

 

フリーローンは、基本的に融資が受けられるのは契約時の一度きりで、その後は完済まで返済しか出来ません。

 

その点、カードローンの場合は契約時に決定された限度額の範囲内で、解約しない限りは何度でも追加借り入れが可能です。

 

他には金利や限度額、返済額もフリーローンとカードローンでは違ってきます。

 

フリーローンはカードローンより低金利

 

金利を低くして利息を少なく銀行から個人融資を受けようと思うなら、フリーローンの方がおすすめです。

 

銀行のほとんどはフリーローンとカードローン両方を扱っていますが、ローンプランが別ですから当たり前ですが金利設定も違います。

 

その際、同じ銀行のフリーローンとカードローンで金利を比較するとフリーローンの方が低金利です。

 

銀行フリーローンとカードローンの金利比較
銀行 フリーローン 金利
みずほ銀行 年5.875%〜6.650% 年2.0%〜14.0%
三井住友銀行 年5.975% 年4.0%〜14.5%
三菱UFJ銀行 年5.475% 年1.8%〜14.6%
りそな銀行 年6.0%(プレミアムフリーローン) 年3.5%〜12.475%
イオン銀行 年3.8%〜13.5% 年3.8%〜13.8%
住信SBI銀行 年3.975%〜4.975% 年0.99%〜14.79%

 

カードローンの方が、最低金利が低いので低金利なのでは?と思う方もいるかもしれませんが、最低金利が適用されるには最高限度額で審査通過する必要があります。

 

その点、フリーローンは金利が一律な銀行が多く、契約額がいくらでもカードローンの最高金利の半分以下の金利になることが多いです。

 

高額を一度に借りるならフリーローン

 

限度額に関しても、最高限度額が高いのはカードローンの方ですが、最高限度額が借りられる方はほとんどいないでしょう。

 

というのは、銀行カードローンで借りられる金額は、審査のハードル的に年収の半分ほどといわれているからです。

 

各銀行のフリーローンとカードローンの限度額の差は以下の通りとなっています。

 

銀行フリーローンとカードローンの限度額比較
銀行 フリーローン 金利
みずほ銀行 10〜300万円 10〜800万円
三井住友銀行 10〜300万円 10〜800万円
三菱UFJ銀行 50〜300万円 10〜500万円
りそな銀行 100〜500万円 10〜800万円
イオン銀行 30〜700万円 10〜800万円
住信SBI銀行 10〜1,000万円 10〜1,200万円

 

また、カードローンでは繰り返し借り入れが出来る為、一気に限度額満額まで借りると借り入れ停止にされる可能性があります。

 

そもそもカードローンの方は銀行の中でも小口融資に特化したローンという扱いなので、扱っている限度額が高くても高額を一度に借りるのには向きません。

 

フリーローンは、融資が一度きりである分、契約時にまとめ100万、200万という融資金を受け取る事が可能です。

 

毎月の返済額はカードローンの方が少額

 

返済額は借りる金額にもよりますが、カードローンの方が毎月の返済額が少額で済む場合が多いです。

 

フリーローンは、契約時に高額融資を受けた場合、最初の月から返済額が高めで残高が減るまでは、少し支払いが厳しく感じるかもしれません。

 

ただ、返済額が高ければ元金に充てられる金額も多くなる為、早期完済はし易いです。

 

借り始めの返済を楽にしたい場合は、カードローンの方が良いでしょう。

 

繰り上げ返済手数料がかかるフリーローンに注意!

 

銀行フリーローンは、カードローンと比較すると低金利で毎月の返済額も高い為、あまり繰り上げ返済をする事もないかもしれません。

 

しかし、フリーローンは借入後返済しか出来ないので、早期完済してしまおう!という方もいるでしょう。

 

その際に、銀行フリーローンの中には繰り上げ返済をする場合に手数料がかかる物がある事に気を付けてください。

 

例えば、三井住友銀行のフローローンは1回の繰り上げ返済につき5,400円の手数料がかかります。

 

せっかく繰り上げ返済で早期完済をしても、利息以上の手数料がかかっては意味がありませんから、繰り上げ返済手数料がかかるローンの場合は手数料を払っても完済までの利息額が得になるかどうかよく計算するようにしましょう。

 

銀行融資の審査はやはり厳しいのか?

 

個人向けの融資とはいうものの、銀行から融資を受けるのは難しいのでは?と思う方は少なくないでしょう。

 

確かに消費者金融の審査よりは若干審査基準が厳しい感じは否めません。

 

ただ、銀行カードローンの方なら、信用情報に問題がなければ基本的に審査通過はそれほど難しくないです。

 

少し前までは、銀行カードローンの方にもフリーローンのような年収規定があったのですが、最近はどの銀行カードローンでもほとんど見かけません。

 

カードローンはフリーローンよりも金利を高く設定しているので、その分は審査通過がし易くなっているといえるでしょう。

 

銀行の審査に落ちないようにするには、以下のような信用情報の問題に注意してください。

 

銀行審査落ちの原因
  • 無職・無収入
  • 返済遅延・延滞をした事がある
  • 多重債務(他社借入4件以上)
  • 金融事故情報がある(ブラック)

 

まず、信用情報の前にローン審査通過の最低限の基準として、安定した収入がある事が挙げられます。

 

その為例え信用情報に問題がなくても、働いておらず自身に収入がない場合は銀行審査に通過することはありません。

 

安定した収入がある状態で、銀行融資の申し込みをする事で信用情報の審査がされるといえます。

 

銀行が信用情報を照会した際に、過去や現在利用しているローンやクレジットカード、その他分割支払いをしているもので返済遅れや延滞をしているという履歴がある場合、審査通過がかなり難しいです。

 

1〜2日程度で1度きり返済を遅れているような軽微なものであれば、借りられる金額が少なくなる可能性はありますが、銀行カードローンの方なら全く審査通過出来ない事はないでしょう。

 

ただ、フリーローン審査の方はちょっとした返済遅延などでも、審査落ちにつながる可能性が否めません。

 

また、銀行審査を受ける前に他の金融機関から複数借り入れをしている場合も、審査通過のハードルが高くなります。

 

他社で借りているのにさらに借り入れが必要という事で、返済能力や債務の管理能力が疑われる事が多いです。

 

特に借り入れ件数が4件以上の場合は、多重債務とみなされ銀行審査に落ちやすいでしょう。

 

そして、確実に銀行審査に落ちる原因として、信用情報に金融事故の履歴がある事が挙げられます。

 

金融事故を起こした状態を信用ブラックなどともいい、ブラック状態では融資は受けられません。

 

債務整理などの金融事故を起こすと、異動情報が信用情報に記録され、5〜10年の間は銀行審査含む信用取引の審査通過がほぼ不可能です。

 

上記のような信用情報の問題に心当たりがなかったり、一度もローン契約をしたことがない、という場合はそれほど審査落ちを心配しなくても良いでしょう。

 

目的別ローンで借りた方が良い場合もある?

 

銀行フリーローンもカードローンも資金用途が自由な点が利点です。

 

ところが、資金用途を絞り銀行の目的別ローンで契約した方が、低金利で借り入れが出来る場合もあります。

 

目的別ローンの種類と金利は以下の通りです。

 

目的別ローンの平均金利
  • 住宅ローン=約年1〜2%
  • カーローン=約年2〜5%
  • リバースモーゲージ=約2.5〜4.0%

 

特に住宅ローンやカーローンなどは、フリーローンを適用できなくもないのですが、絶対的に用途に合わせたローンで契約した方が低金利といえます。

 

リバースモーゲージは、高齢者用の特殊なローンで自宅を担保にし、死亡後に自宅売却し返済をするものです。

 

高齢例者の方が老後の生活資金を借りる場合、フリーローンやカードローンは年齢的に申し込み対象から外れてしまうことが多いので、持ち家がある場合はリバースモーゲージを契約した方が低金利です。


トップ ランキング クレジットカード