銀行で借り入れするには?審査通過の基準と審査落ちの原因は?

 

銀行に申し込みをする際、審査に通過できるか不安…という方は少なくないでしょう。

 

ただ、銀行カードローンの審査は、例えばいわゆる銀行融資審査とは違い、ポイントさえつかめば通過が難しくありません。

 

審査は融資をして、きちんと返済が出来そうかどうかを確認するだけで、高いハードルを設けて顧客を選り好みするものではないです。

 

したがって、継続した収入があり一定の返済能力があるなら、銀行の審査通過は厳しくないといえるでしょう。

 

銀行での借り入れ審査は保証会社がしている!?

 

時に、銀行審査などと見聞きすると、審査基準が高く落とされやすいのではないか?などと思う事でしょう。

 

ところが、銀行カードローンの審査はほとんど保証会社が行っています。

 

保証会社は、消費者金融や信販会社が担っている事が多いです。

 

例えばメガバンクのカードローンの審査は、以下の保証会社がしています。

 

銀行の保証会社
  • みずほ銀行カードローン=オリコ(株式会社オリエントコーポレーション)
  • 三井住友銀行カードローン=SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(プロミス)
  • 三菱UFJ銀行カードローン=アコム株式会社

 

ただ、保証会社が消費者金融や信販会社だかといって、審査が甘いわけではありません。

 

というよりも、保証会社は銀行へ顧客が返済できなくなった場合、代位弁済をしなくてはいけないので審査はシビアに行われるといえるでしょう。

 

つまり、例え自社でもカードローンを扱っていたとしても、銀行での保証に関してはそれとは審査基準が別というわけです。

 

銀行借り入れ審査に通過するポイントは?

 

審査に通過するには、銀行であれ消費者金融であれポイントがあります。

 

銀行カードローン審査でポイントとなる点は以下の通りです。

 

審査のポイント
  • 他社借入がない
  • 勤続年数が長い
  • 正社員として働いている
  • 居住形態が持ち家

 

他社借り入れは、他の銀行や消費者金融、クレジットカードのキャッシング枠が主なものです。

 

他社借り入れ1〜3件くらいまでは、審査に通過することもありますが、基本的に他社借り入れがない方が審査通過し易いといえます。

 

4件以上となると、逆に新規借り入れは審査通過がほとんどできなくなってくるので注意しましょう。

 

勤続年数が長い事で、継続して収入がある事の証明となるといえます。

 

特に3〜5年以上勤続していると、離職する可能性が低いと銀行審査で判断され審査に有利です。

 

また、銀行のカードローンもアルバイトやパートの方でも借りられないわけではありませんが、やはり正社員として働いている方が審査での評価は高いといえます。

 

契約社員や派遣社員の方は、正社員の方ほど審査で有利になる事はないですが、アルバイト・パートの方と比較するとまずまずです。

 

公務員として働いていると、審査での評価が特に高い傾向にあるといえるでしょう。

 

自営業者や経営者の場合、事業の傾きによって収入がかなり左右される為、年収が高くても審査に不利な傾向にあります。

 

加えて、居住形態が賃貸や借家であるよりは、持ち家である方が審査で印象が良いです。

 

特に申し込みをした銀行で住宅ローンを組んでいる場合、銀行カードローンの適用金利の引き下げがされる事があるので、審査にも有利といえます。

 

銀行で借り入れをする場合は、給与の振り込み口座があったり、カードローン契約以前に何か他に取引があったりする銀行へ申し込む事で、多少審査通過がし易くなるといえるでしょう。

 

時に、住宅ローンは審査上で他社借り入れとしてカウントされる事はあまりないので、組んでいても審査落ちの原因になるとは考えにくいです。

 

年収は高くなくても良い?

 

ちなみに、年収が高くないと銀行では借りられない…と思っている方もいるかもしれませんが、そんなこともありません。

 

基本的にカードローンは少額融資が主なローンプランなので、原則、年収が高い必要性はないといえます。

 

また、銀行カードローンの場合は、総量規制による年収制限もないので、返済能力が認められれば大体年収の2分の1程で審査通過が可能です。

 

審査では年収の高さよりも、収入が安定してある事と返済をちゃんとするという信用性が重要といえます。

 

その為、月収のように毎月収入があり、与信状態の目安とする信用情報に問題がなければ、審査通過は銀行でも難しくないでしょう。

 

安定した収入がある事が、銀行借り入れの大前提なので、収入がない時があるというような働き方をしている場合は審査で不利です。

 

銀行審査落ちの原因は信用情報の傷?

 

銀行の審査に1度以上落ちているものの、何が原因で審査通過出来ないか分からない!という方もいると思います。

 

審査に落ちてしまう場合、一番注意した方が良いのが信用情報の状態といえるでしょう。

 

審査落ちする最大の理由は信用情報の傷といえます。

 

信用の傷にあたり審査落ちの原因になるもの
  • 他社借入での返済遅延・延滞
  • クレジットカード支払の滞納
  • 携帯本体代金の割賦払いの滞納
  • 複数カードローン申し込み・契約
  • 債務整理(金融事故)

 

新規申し込みをした銀行以外で既に借り入れをしていて、返済が遅れているような場合は審査に落ちる可能性が高いです。

 

他社のカードローン返済が遅れているのに、融資をしても返済がされるとは誰も思わない事でしょう。

 

その際、他社借り入れは銀行や消費者金融からの借り入れは勿論ですが、それ以外の支払い滞納にも注意してください。

 

カードローン以外の他社借り入れで気を付けた方が良いものの代表が、クレジットカードと携帯(スマホ含む)本体代金の分割払いです。

 

クレジットカードや携帯本体代金の支払い状況も、信用情報照会時に確認されることがあります。

 

基本的に分割払いをしているものの支払いや返済が遅れている場合は、信用に傷がつくと思っておきましょう。

 

短期の返済遅延は必ずしも審査落ちになるわけではありませんが、長期の返済遅延である延滞になると審査落ちの可能性がかなり高いといえます。

 

加えて、他社借り入れに関しては、一度の複数申し込みや借り入れ件数に注意が必要です。

 

審査に落ちる心配から、一度に2〜3件カードローン申し込みをする方もいるかもしれません。

 

ところが、申し込み履歴も信用情報に残る為、あまり複数に申込んでいると銀行審査の際に不利担ってしまいがちです。

 

申し込み履歴は6カ月間信用情報に記録されるので、その間に何度も申し込みをしてしまうと「申し込みブラック」という状態になってしまいます。

 

また、既に契約している他社借り入れ件数が3社以上のように複数に及んでいる場合も、銀行審査通過が厳しいです。

 

借り入れ件数が4社以上は審査通過すること自体が稀ですし、5社以上にもなっている場合は多重債務になっています。

 

基本的に、3カ月以上の長期延滞か債務整理による異動情報が信用情報に記録されている場合は、ほぼ審査に落ちるので、銀行に申し込みをしても借入が出来ないといえるでしょう。

 

申し込み情報も審査で重要なポイント?

 

銀行の借り入れ審査に落ちた原因が信用情報には見当たらない…という方もいるかもしれません。

 

確かに信用情報は審査で重要ですが、信用情報以外にも申し込み時に申告する情報も審査で精査されます。

 

申し込み情報に含まれる情報は、カードローン審査でいう属性にあたり、収入面での返済能力の目安を付けるポイントといえるでしょう。

 

特に、申し込み時に審査通過のために気を付けた方が良い点として、以下が挙げられます。

 

信用情報以外で審査に不利になる点
  • 勤続年数が短い(半年未満)
  • 借り入れ希望額が多すぎる
  • 必要書類が用意できない

 

まず、勤続年があまりにも短いと収入の安定性という点で審査に不利です。

 

銀行で審査通過しようと思うなら、最低でも半年以上は同じ仕事で勤続年数を積んでいた方が良いでしょう。

 

転職をすると勤続年数はリセットされることになるので注意してください。

 

次に、銀行へ申し込んだ希望額が、あまりにも自身の収入や返済能力からかけ離れた高額にならないようにしましょう。

 

どう考えても自身の与信状態や年収などからみて、返済できそうにもない金額は申し込むだけ無駄です。

 

客観的に自身の金銭管理が出来ていないと審査で判断され、審査に落ちてしまう可能性が否めません。

 

銀行では最高で年収の2分の1程度の借り入れが出来るといわれているので、申し込み希望額もその範囲内にするのが審査通過のコツといえます。

 

そして、本人確認書や収入証明書の提出が求められる際は、確実に提出する必要があります。

 

2017年以前までは必要書類が要らない銀行カードローンが珍しくなかったのですが、過剰貸付の自主規制をしている現在は原則必要です。

 

収入証明書は、借入額が50万円以下の希望であれば必要ない事もありますが、基本的に本人確認書は提出が必須といえます。

 

書類提出を求められているにも関わらず、提出が出来ないとせっかく信用情報や属性に問題がなくても、契約締結が出来ません。

 

借り入れ審査で必要となる書類は以下の通りです。

 

本人確認書
  • 運転免許証
  • パスポート
  • 個人番号カード
  • 健康保険証
  • 住民票
  • 在留カード
など

 

収入証明書
  • 収入証明書
  • 源泉徴収
  • 給与明細書
  • 確定申告書
など

 

大体銀行カードローンに申込む際は、両方の書類を手元に用意しておくことをおすすめします。

 

銀行審査に落ちたら消費者金融で借り入れ?

 

もし、銀行での借り入れ審査に落ちてしまった場合、消費者金融で借りる事も検討してみてください。

 

消費者金融は銀行よりも少額融資に慣れており、貸し倒れリスクの選別の精度という点で勝っています。

 

また、消費者金融の一部は審査通過率も公表しており、大体どの大手消費者金融に申込んでも40%程の成約率です。

 

したがって、銀行借り入れ審査に落ちてしまったからといって、絶対にお金が借りられない事はないといえるでしょう。

 

ただ、銀行に申込んで審査に落ちた後すぐに消費者金融に申込むと審査に不利なので、申し込み履歴が消える6カ月後に再度申し込んだ方が審査落ちのリスクが低いといえます。

 

時に、銀行は審査を保証会社に任せている事からも分かるように、少額融資のノウハウという点では消費者金融に及んでいないといえるでしょう。

 

また、審査を保証会社に委託するのにも、本人確認を警察庁データベースで照会するのにも、銀行審査は時間がかかるので急ぎの借り入れには向きません。

 

その為、即日融資などを希望している場合も、銀行よりも消費者金融で借り入れをした方が良いでしょう。

 

消費者金融で借りるなら総量規制に注意!

 

消費者金融へ申し込みをする際、気を付けたいのが他社借り入れ残高と申し込み希望額です。

 

というのは、消費者金融などの貸金業者は貸金業法の総量規制により、借入額が制限されるからです。

 

総量規制により消費者金融で借りる場合、自身の年収の3分の1までしか借りることが出来ません。

 

その際、他社借り入れ残高も含んで、年収の3分の1の範囲に止める必要があります。

 

例えば、既に他の消費者金融で50万円借りており年収が150万円の場合、それ以上に新規申し込みで借り入れをする事が出来ません。

 

年収の3分の1を超えるような借り入れ申し込みをダメ元でしても、借りられる事はありませんし、審査に通過出来ないといえます。

 

消費者金融に申し込みをする場合は、総量規制を超えないようにしましょう。


トップ ランキング クレジットカード